6月1日~20日「感染拡大防止集中対策期」 医療ひっ迫警戒警報!!
本県では、12月9日以降、「感染警戒期」として、県民の皆さま、事業者の皆さまに対して十分な警戒をしていただくようお願いしてきたところですが、このところ、年末年始の人の移動の影響などが考えられる感染事例や高齢者施設でのクラスターが発生するなど、感染が急激に拡大しており、昨日までの直近1週間の累積新規感染者数が97人となりました。
また、施設におけるクラスターの発生といういわば特殊要因もあり、感染経路不明者数の割合は17.5パーセントと低くなっていますが、その要因を除いても、直近1週間の累積新規感染者数が、次の対策期である「感染拡大防止対策期」の目安となる48人となりました。
このまま、感染拡大が続き、感染者数が累増していくことになれば、県内の医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応が難しくなるだけでなく、通常の医療にも大きな影響が生じる恐れがある、まさに「感染拡大の危機」というべき事態です。
こうした状況を何としても食い止めるため、今回、警戒レベルを引き上げざるを得ないものと判断し、香川県対処方針に基づき、明日1月9日(土曜日)から29日(金曜日)まで「感染拡大防止対策期」に位置付けることとします。
「感染拡大防止対策期」の対策は別添のとおりですが、これまでの「感染警戒期」における対応に加え、法に基づく協力要請として、県内における不要不急の外出および県外への不要不急の往来について慎重に検討していただくようお願いします。
また、昨日、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、国から、東京都などの4区域を対象とする新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が発令されました。このたびの宣言は、首都圏の感染状況が沈静化しなければ全国的かつ急速なまん延の恐れもあることから、このような対応がなされたものと理解しています。
このたびの緊急事態宣言および基本的対処方針を踏まえた対策については、緊急事態宣言の期間である本日から2月7日(日曜日)までとし、緊急事態宣言対象区域の感染状況が一日も早く沈静化が図られ、全国的なまん延となる事態が避けられるよう、県民の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
私といたしましては、引き続き、国や各都道府県、県内各市町とも力を合わせ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と社会経済活動の維持・回復の両立に向けて全力を傾けてまいります。
また、新型コロナウイルス感染症の患者さんやそのご家族、そして、治療に当たっておられる医療従事者やそのご家族などに対する偏見や差別につながる行為は、決して許されるものではありませんので、人権に配慮した判断や行動を心掛けていただきますようあわせてお願いいたします。
令和3年1月8日
香川県知事・浜田恵造
本県においては、県民の皆さま、事業者の皆さまが、新型コロナウイルスに十分な警戒をしていただいていることもあり、現時点では、本県以外の感染が急増あるいは高止まりしている都道府県と比べれば、感染者数は少なく推移しているとみています。
しかし、今月に入り、3つの集団感染事例が発生したほか、その他の地域でも新規感染者が散見されるなど、昨日までに100名を超える新型コロナウイルスの感染者が報告され、直近1週間の累積新規感染者数が52人となり、香川県対処方針の次の対策期である「感染拡大防止対策期」に移行する際の目安となる48人を超えることとなりました。
一方で、もう一つの指標である感染経路不明者数の割合は9.6パーセントと低い状況となっており、次の対策期に移行することについては、なお、状況を見極める必要があると考えています。
ただし、このまま、感染の拡大が続き、感染者数が累増していくといった事態になれば、県内の医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応が難しくなるだけでなく、通常の医療にも大きな影響が生じる恐れがあります。
また、保健所では、感染者の行動履歴などを迅速に調査し、感染の可能性があると考えられる方を幅広く積極的に検査を行うことによって、いわゆる封じ込めを図っていますが、大規模な集団感染が連続して発生すると、これまでのように早期に封じ込めることも困難になる恐れがあります。
私といたしましては、こうした事態を避け、社会経済活動の両立を図っていく必要があると考えており、こうした状況を踏まえ、このたび「感染警戒期」における「感染警戒特別警報」を発令し、県民の皆さま、事業者の皆さまに対し、これまでの感染防止対策を順守いただくとともに、特に、以下の対策の徹底について、いま一度強くお願いします。
・あらためて、感染予防を徹底してください。
・会食はできるだけ少人数・短時間で済ませましょう。
・医療従事者・高齢者施設関係者などは、あらためて、感染防止対策の徹底をお願いするとともに、発熱などの症状があれば早めの受診をお願いします。
なお、先日、私から「穏やかな年末年始を過ごすために」というメッセージを出しましたが、国の分科会においても、年末年始に向けてのお願いが示されておりますので、こちらも踏まえていただくようお願いします。
令和2年12月24日
香川県知事 浜 田 恵 造
本県では、今月に入り、10日から15日までの6日間で4名の新規感染者が発生したことから、「感染警戒期」の一歩手前、いわば「準感染警戒期」にあると考え、15日に、県民の皆様には、油断せず警戒をしていただくことをお願いしておりましたが、翌16日にも10名の新規感染者の発生があり、10日からの一週間の感染者数が計14名となりました。
このうち半数はクラスターによるものですが、もう半数は感染経路不明のものであるほか、これまで感染者が確認されていなかった西讃地区、小豆地区にお住まいの方の感染者が確認されるなど、まさに、感染拡大が首都圏だけの問題でなく、本県においても次の段階に移ったと考えざるをえない状況となりました。
4月21日以降、新型コロナウイルス感染症の感染者が発生しない中、首都圏での感染の拡大には注意しながらも、「感染予防対策期」として、社会経済活動も段階的に再開してきたところですが、この度の感染拡大を受けて、警戒レベルを引き上げ、7月18日から7月31日までの二週間、「感染警戒期」に位置づけることとします。
今回の「感染警戒期」においては、医療提供体制や検査体制の状況を踏まえ、社会経済活動への影響が最小となるよう、これまでの「感染予防対策期」における対応の徹底を基本とした別紙2の対策をとることとし、県民の皆様、事業者の皆様に対して、特措法第24条第9項に基づく要請をいたします。
新型コロナウイルスとの闘いは長丁場で取り組まなければならず、県民の皆様、事業者の皆様には、「人と人との距離の確保」や「マスクの着用」、「手洗いなどの手指衛生」など、感染症に強い新しい生活様式を今後も引き続き実践し続けていただく必要がありますが、今回の新たな感染拡大局面を乗り越えた後、経済・雇用の維持・回復を強力に推進するためには、この二週間が、感染症に強い新しい生活様式に本当の意味で変革していく正念場とも言えます。
県としても、引き続き、感染事例に関する疫学的調査を積極的に進めるほか、国の「新しい流行シナリオ」を踏まえた医療提供体制、検査体制の整備を推進するとともに、これ以上、経済・雇用への影響が大きくならないよう、また、回復に向けた支援策を推進してまいります。
県民の皆様には重ねてのお願いになりますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、お一人お一人が油断することなく、十分な警戒の下に行動していただくようお願いいたします。
また、新型コロナウイルス感染症の患者さんやその御家族、そして、治療にあたっておられる医療従事者やその御家族などに対する偏見や差別につながる行為は、決して許されるものではありませんので、人権に配慮した判断や行動を心がけていただきますようあわせてお願いいたします。
令和2年7月17日
香川県知事 浜 田 恵 造
知事から県民の皆様への緊急メッセージ(令和2年7月15日)
再び県内で新型コロナウイルス新規感染者が発生していることを受けて、浜田知事から緊急メッセージが出されました。皆様も改めて感染拡大防止対策を徹底してください。
知事から県民の皆様へのお願い
香川県におきましては感染者が急増しています。新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えるためには一人一人の行動が大切です。
自分だけなら大丈夫という意識を変え、御家族や大切な人を守るため、次のことを強くお願い申し上げます。
1.人との接触をできるだけ減らしてください。
2.不要不急の外出を控えてください。(生活上必要な物の買い出しや、やむを得ない仕事等以外の外出を控えください。感染拡大地域との不要不急の往来を控えてください。)
3.やむを得ない外出の場合も、人混みを避けるとともに、人との間隔をなるべく空け、3密(密閉・密集・密接)は絶対に避けてください。
4.体調が悪い時は、勇気をもって仕事を休んでください。
5.こまめな手洗いや咳エチケットを守るとともに、バランスの良い栄養、十分な睡眠時間、適度な運動をとるようにしてください。
令和2年4月14日
香川県知事 浜 田 恵 造
新型コロナウイルスについて「介護予防・日常生活支援総合事業等における注意」
「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」(令和2年3月1日公表)
今、重要なのは・・・
小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことの防止です。
◇換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けて
ください。
◇イベントを開催する方々は、風通しの悪い空間や、人が至近距離で会話する
環境は、感染リスクが高いことから、その規模の大小にかかわらず、その開催
必要性について検討するとともに、開催する場合には、風通しの悪い空間を
なるべく作らないなど、イベントの実施方法を工夫してください。
「新型コロナウイルス感染症防止のための学校の臨時休業に関連しての医療機関、社会福祉施設等の対応について」
(令和2年2月 28 日厚生労働省医政局ほか連名事務連絡)
*クリックすればチラシをダウンロードすることができます。